かく【格】
[音]カク(漢) コウ(カウ)(慣) ゴウ(ガウ)(慣) キャク(呉) [訓]いたる いたす ただす [学習漢字]5年 〈カク〉 1 組成された物事の本質をなすもの。「骨格・人格・性格・体格」...
さいれ‐ことば【さ入れ言葉】
不要な「さ」を入れた表現。「使いに行かさせる」「休まさせていただく」のように、助動詞「せる」を用いるべきところで「させる」を用いるなど。文法的には破格。さ入れ表現。 [補説]助動詞「せる」は五段...
しゅっ‐かく【出格】
格式からはみだすこと。破格。「—の御引き立てを蒙(こうむ)り」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
ただ‐で‐さえ【唯でさえ】
[連語]通常の場合でさえ。そうでなくても。たださえ。「—安いのに、バーゲンともなると破格の安さだ」
ちがかっ‐た【違かった】
[連語]他と異なった。違った。「思っていた色と—」 [補説]文法的には破格。→違くて[補説]
ちがく‐て【違くて】
[連語]他と異なっていて。そうではなくて。違って。「いつもと—驚いた」 [補説]文法的には破格。例えば、形容詞「白い」の連用形は「白く(て)」「白く(ない)」「白かっ(た)」となる。動詞「違う」...
ちがく‐ない【違くない】
[連語]違わない。「全然—」「それとこれとは—?」 [補説]文法的には破格。→違くて[補説]
は【破】
[音]ハ(呉)(漢) [訓]やぶる やぶれる われる [学習漢字]5年 1 物をこわす。こわれる。「破壊・破棄・破損・破片/大破・突破・難破・爆破」 2 物事をだめにする。だめになる。「破局・破...
は‐で【破手/端手/葉手】
《破格の手(楽曲)の意》三味線組歌で、破手組(はでぐみ)のこと。⇔本手(ほんて)。
ふ‐じ【不次】
1 順序・次第によらないこと。破格。「忠あらん者には、—の賞をおこなはるべし」〈古活字本保元・下〉 2 文章が乱れていること。また、そのような文章。手紙などで、自分の文章をへりくだって、末尾に記す語。