ファウスト【Faust】
15世紀末から16世紀にかけて、ドイツに実在したという錬金術師ファウストの事跡をもとに形成された民間伝説の主人公。博学で、悪魔との契約で魔力を得、享楽と冒険の遍歴生活を送るが、神に背いた罰で破...
ファウストはかせ【ファウスト博士】
《原題、(ドイツ)Doktor Faustus》トマス=マンの長編小説。副題「友人によって物語られたドイツの作曲家アードリアン=レバキューンの生涯」。1947年刊。古典語教師ツァイトブロームが、...
ファム‐ファタル【(フランス)femme fatale】
《運命の女性の意》男性の運命を変える女性。男性を破滅させる女性。カルメンやマノン=レスコーなど。ファムファタール。
フェータル【fatal】
[形動]命にかかわるさま。また、破滅をもたらすさま。「—ミス」「—な傷じゃないそうだ」〈志賀・城の崎にて〉
プラネタリー‐バウンダリー【planetary boundaries】
地球上で人間が安全に生存できる限界。人間が地球環境に及ぼしている各種影響を定量的に評価し、それぞれの限界点を見極め、地球環境の破滅的変化を避けるための指針とする。地球の限界。地球の境界。 [補説...
ぼうきょう【望郷】
池谷信三郎の小説。大正14年(1925)発表。自身のドイツ留学の体験を描き、「時事新報」の懸賞小説に当選、同紙に連載される。
《(フランス)Pépé le Moko》フランス映画。ジュリアン...
マクティーグ【McTeague】
ノリスの小説。1899年刊。もぐりの歯科医マクティーグが妻を殺害して破滅への道を突き進むさまを描く。米国における自然主義文学の先駆となった。
ま‐しゅ【魔手】
悪魔の手。心を惑わしたり危害を加えたりして人を破滅に導く手段をたとえていった語。「殺人鬼の—がのびる」
ま‐の‐あたり
《「目の辺り」の意か。「目の当たり」とも書く》 [名] 1 目のすぐ前。眼前。「災害のあとを—に見る」 2 疑う余地のない事がら。事実。「地獄極楽破滅せんは—なるに」〈根無草・一〉
[副] ...
自(みずか)ら墓穴(ぼけつ)を掘(ほ)る
自分で自分を破滅に導く。