ガラス‐てんい【ガラス転移】
溶融状態にある物質を急激に冷却したとき、流動性のないガラス状の固体になること。結晶化する十分な時間がないため、非晶質のまま固化する。
ガラス‐でんきょく【ガラス電極】
ガラス膜を挟んで水素イオン濃度の異なる溶液を接したとき、ガラス膜の両側にイオン濃度の差に伴う電位差が生じることを利用した電極。水素イオン濃度などの測定に用いる。
ガラス‐ど【ガラス戸】
ガラスをはめ込んだ戸。
ガラス‐の‐おうこく【ガラスの王国】
《Glasriket》スウェーデン南東部、スモーランド地方のガラス工業が盛んな地域の通称。西のベクショーから、コスタ、ボダ、ニブロを経て、東のカルマルにいたるまで、数多くのガラス工房が点在する。
ガラス‐の‐てんじょう【ガラスの天井】
職場などでの昇進を阻む、目に見えない制限をたとえていう語。多く、組織内で、能力のある女性や社会的少数者が要職に就けない状態についていう。グラスシーリング。
ガラスのハンマー【硝子のハンマー】
貴志祐介の長編ミステリー小説。平成16年(2004)刊。翌平成17年(2005)、第58回日本推理作家協会賞受賞。ある会社で起きた密室殺人事件を、防犯コンサルタントと弁護士のコンビが解き明かす。
ガラスのゆうえんち【ガラスの遊園地】
景山民夫の著作。昭和63年(1988)刊。放送作家の経歴をもつ著者が、昭和40年代のテレビ業界を追想する。
ガラス‐バッジ【glass badge】
⇒蛍光ガラス線量計
ガラス‐ばり【ガラス張り】
1 ガラスを張ってあること。 2 内部がよく見えること、公明であることのたとえ。「—の政治」
ガラス‐ひかりファイバー【ガラス光ファイバー】
光ファイバーのうち、光を通すコアの素材として石英などのガラスを用いたもの。コアを覆うクラッドには、ホウ素やフッ素を添加して屈折率を下げたガラスが使われる。プラスチック光ファイバーに比べ、柔軟性が...