じゅこう‐せいじ【珠光青磁】
《村田珠光がこの様式の茶碗を好んだと伝えられるところから》内外面に猫掻き手といわれる櫛目(くしめ)文様があり、淡黄褐色または灰緑色を呈する青磁。主に中国産で、茶碗のほかに鉢・花入れなどがある。
せい‐じ【青磁/青瓷/青甆】
素地や釉(うわぐすり)に微量の鉄分を含み、還元炎で焼成して青緑色に発色させた磁器。また、その色。酸化によって黄緑色・黄褐色を呈するものもある。中国で発達。日本での本格的な焼成は江戸初期の有田焼に...
せい‐はくじ【青白磁】
⇒影青(インチン)
たい‐じ【帯磁】
[名](スル)磁気を帯びること。磁化。
だつ‐じ【脱磁】
磁性体から磁気を取り除くこと。コイルの中に対象物を固定し、流す電流を弱めていき磁界をなくすことにより磁気をぬきとる。→着磁
だんねつ‐しょうじ【断熱消磁】
液体ヘリウム中で常磁性体を強く磁化したのち、急に断熱的に磁界を取り去って、絶対温度1度以下の極低温を得る方法。断熱消磁冷却。磁気冷却。
ちゃく‐じ【着磁】
磁気を帯びていない磁石に、磁気をつけること。コイルの中に対象物を置き、電流を流して磁界を発生させることにより磁気を帯びる。→脱磁
でん‐じ【電磁】
電気と磁気の相互作用。
とび‐せいじ【飛(び)青磁】
褐色の斑文(はんもん)を飛び飛びに散らして製した青磁。
ねつ‐しょうじ【熱消磁】
熱により磁性体の磁化を消し去ること。キュリー温度以上の温度に加熱することで消磁できる。