しょぎ【書儀】
中国、宋の司馬光の撰で、「儀礼」に基づいて公文書や手紙などの書式を記した書。10巻。司馬書儀。
しょく【軾/式】
昔、中国で、車の前に設けた横木。車中で敬礼するときに手をついたところ。
しょさつ‐れい【書札礼】
平安時代以降、書状の書体・形式などに関するきまり。官位・家格などによって文言を変えたり、真・行・草の書き方を異にするなどの心得。弘安8年(1285)の「弘安礼節」で公家様式が確立され、武家でも室...
しょ‐れい【諸礼】
1 いろいろの礼式・作法。 2 江戸時代、小笠原流の礼式のこと。 3 江戸時代、親王・摂家をはじめ、門跡・寺僧・社人・医師などが贄(にえ)を勢力家に差し出して、私的に行った年始の礼。
しら‐が【白髪】
《上代は「しらか」か》 1 色素がなくなったために白くなった髪。はくはつ。「—が増える」「若—」 2 昔、幼児の髪置きの祝いに長命を祈って用いたかぶり物。すが糸・麻苧(あさお)・真綿などで白髪の...
しら‐じら【白白】
[副]《「しらしら」とも》 1 夜が明けて、だんだん明るくなっていくさま。「—と夜が明ける」 2 色の白いさま。また、白く見えるさま。「闇にくちなしの花が—(と)浮かぶ」 3 平気でしらばくれた...
しらはり‐ぢょうちん【白張り提灯】
白紙を張っただけで、油をひいたり字や絵をかいたりしてない提灯。葬礼に用いる。しろぢょうちん。
しり‐よわ【尻弱】
[名・形動ナリ]気が弱いこと。また、そのさま。「理屈をこね、根性骨道礼(みちれ)なく、底意地きたなく、—に臆病なり」〈仮・浮世物語・三〉
し‐りん【糸綸】
《「礼記」緇衣の「王の言は糸の如く、其(そ)の出づるや綸の如し」から》みことのり。綸言。
シルク‐ハット【silk hat】
男子の礼装用帽子。頂が平らな円筒形の帽子で、両端がやや反り上がった狭い縁がつく。絹仕上げでつやがあり、黒色が正式。トップハット。