あんしん‐しゃかい【安心社会】
国民が安心して生活できる社会。平成21年(2009)に麻生太郎内閣が掲げた目標の一つ。有識者を集めて安心社会実現会議を開催。雇用・子育て・教育・医療・介護の5分野における安心が重要と指摘した。
かいきゅう‐しゃかい【階級社会】
社会の成員が二つ以上の階級に分かれ、その間に支配と服従、または対立の関係が存在する社会。
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
かそう‐しゃかい【下層社会】
下層階級に属する人々によって構成される社会。
かっ‐しゃかい【活社会】
現実に活動している社会。実社会。「日本の—と交渉のある教授を」〈漱石・三四郎〉
かんし‐しゃかい【監視社会】
一定の権力を持つ個人や組織によって個人の行動が常に監視されている社会。カメラなどによる直接的な監視のほか、住民記録・信用情報・医療記録などの個人情報の監視も含まれる。
かんり‐しゃかい【管理社会】
管理機構の巨大化、社会の組織化、高度情報化などによって、人間が生活のあらゆる面にわたって管理されるようになった社会。人間疎外が深刻化している現代社会を批判的にとらえた概念。
がくれき‐しゃかい【学歴社会】
学歴によって社会的地位や評価などが定まる社会。
きょうせい‐しゃかい【共生社会】
障害の有無や年齢・性別・国籍の違いなど、さまざまな違いのある人々が、対等な立場で相互に尊重しあい、多様な形で参加・貢献できる社会。
きょうどう‐しゃかい【共同社会】
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