いづな‐つかい【飯綱使い】
1 古くから起こり、中世以後に流行した妖術。また、それを使う人。信州飯綱(いいづな)神社に起源をもつともいわれ、荼枳尼天(だきにてん)を祭り、管狐(くだぎつね)を使って魔術を行ったという。 2 ...
いなざわ【稲沢】
愛知県北西部の市。美濃街道の宿駅稲葉(いなば)から発展。古代に尾張国府の置かれた地で、国府宮(こうのみや)の裸祭りでにぎわう。人口13.6万(2010)。
いなり‐こう【稲荷講】
1 稲荷を信仰する人たちが祭礼や参詣のために組織する団体。《季 春》 2 江戸市中の稲荷小社の祭りに、子供が数人で狐を描いた絵馬板を持ち、家ごとに銭を請い歩いた風習。
いなり‐まつり【稲荷祭(り)】
1 京都の伏見稲荷大社の祭礼。4月第2の午(うま)の日(古くは陰暦3月、中(なか)の午の日)の神幸祭(稲荷のお出(いで))、5月初卯(はつう)の日(古くは陰暦4月、上の卯の日)の還幸祭(稲荷のお...
イミルシル【Imilchil】
モロッコ中部、オートアトラス山脈の山中、標高約2000メートル以上の谷間にある村。結婚を反対された若い男女が湖に身を投げたという伝説があり、イスラム暦9月に結婚相手を探す祭りが催される。
いわしみず‐ほうじょうえ【石清水放生会】
石清水八幡宮で毎年9月15日(もとは陰暦8月15日)に行われる祭り。宇佐八幡宮の放生会にならったもの。魚や鳥を山川に放つのでこの名がある。
いわしみず‐りんじさい【石清水臨時祭】
石清水八幡宮で毎年3月、中午の日または下午の日に行われてきた祭り。天慶5年(942)平将門・藤原純友の乱平定の祭りを行ったのに始まり、のち恒例となる。都の人は賀茂祭を北祭、これを南祭と呼んだ。
インレー‐こ【インレー湖】
《Inle Lake》ミャンマー中部にある湖。シャン高原西部に位置する。南北約20キロメートル(乾季は15キロメートル)、東西約10キロメートル(乾季は5キロメートル)と南北に細長い。主な町は北...
イード‐アル‐フィトル【(アラビア)‘Īd al-Fitr】
イスラム教の断食明けの祭り。イスラム暦第9月(ラマダーン)の断食明けを祝って、次のシャッワールの1日から3日まで行われる。
イーペル【Ieper】
ベルギー北西部、西フランドル州の都市。フランス語名イープル。13世紀頃、繊維産業で発展。1999年に「ベルギーとフランスの鐘楼群」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された繊維会館(ラーケンホール...