ムルシア【Murcia】
スペイン南東部にある都市。同名の自治州の州都。セグラ川沿いの平野の中央部に位置する。9世紀の後ウマイヤ朝アブド=アッラフマーン2世の治下、絹織物業で繁栄し、セグラ川を利用した灌漑水路が整備された...
ものみ‐ぐるま【物見車】
祭礼などの行事を見物するときに乗る牛車(ぎっしゃ)。「かねてより、—、心づかひしけり」〈源・葵〉
もろたぶね‐しんじ【諸手船神事】
美保神社で12月3日(古くは陰暦11月中の午の日)に行われる祭礼。事代主神(ことしろぬしのかみ)が父大国主命に国譲りを勧め、八重青柴垣を造り船をこいで隠れたという伝説による神事で、諸手船の漕艇な...
や‐ぐら【櫓/矢倉】
1 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。 2 城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察や射撃のための高楼。 3 ㋐木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物。「火の見—」 ㋑祭礼・盆踊り...
や‐し【香具師/野師/野士/弥四】
盛り場・縁日・祭礼などに露店を出して商売したり、見世物などの興行をしたりする人。また、露天商の場所割りをし、世話をする人。的屋(てきや)。
や‐たい【屋台/屋体】
1 道路・広場などで立ち売りの商売をするための台を設けた、屋根付きの小さな店。台車をつけたり、自動車を改造したりして移動できるものもいう。屋台店。床店(とこみせ)。 2 祭礼のときなどに、飾り物...
やたい‐ばやし【屋台囃子】
1 祭礼で、屋台をひくときなどに用いる囃子。多くは、囃子方が屋台に乗って演奏する。馬鹿囃子。 2 歌舞伎下座音楽の一。1を取り入れたもの。祭礼の場面または世話物の立ち回りなどに用いる。
やま【山】
[名] 1 陸地の表面が周辺の土地よりも高く盛り上がった所。日本では古来、草木が生い茂り、さまざまな恵みをもたらす場所としてとらえる。また、古くは神が住む神聖な地域として、信仰の対象や修行の場...
やま‐がさ【山笠】
1 祭礼のときなどにかぶる、上に飾りをつけた笠。 2 福岡市櫛田(くしだ)神社の博多祇園山笠に出る山車(だし)。
ゆかし・い【床しい/懐しい】
[形][文]ゆか・し[シク]《動詞「行く」の形容詞化。心ひかれ、そこに行きたいと思う意。「床」「懐」は当て字》 1 気品・情趣などがあり、どことなく心がひかれるようである。「—・い人柄」「古都の...