いけま【生馬】
《アイヌ語で巨大な根の意》キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に自生。根は太く、地中にまっすぐに伸びる。葉は長い柄があり、心臓形。夏、白い小花を多数開く。実は細長く、種に絹糸状の毛が...
いさき【伊佐木/鶏魚】
《「いさぎ」とも》スズキ目イサキ科の海水魚。全長約40センチ。体はやや細長い楕円形で側扁する。体色は緑褐色を帯び、幼期には体側に3本の黄褐色の縦縞がある。本州中部以南の沿岸に産し、夏季に美味。《...
いさざ【魦】
1 ハゼ科の淡水魚。全長8センチくらい。琵琶湖特産で、主に秋、いさざ網とよぶ底引き網で漁獲し、鮨(すし)・飴煮(あめに)などにする。《季 冬》「道さむく量りこぼしの—踏む/青畝」 2 シロウオの別名。
いざよい【十六夜/猶予】
《動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」》 1 (十六夜) ㋐十六夜の月のこと。《季 秋》「—もまだ更科の郡(こほり)かな/芭蕉」 ㋑陰暦16日。また、その夜。 2 (猶予)進もうとし...
いし‐かい【医師会】
医師で構成する団体。日本医師会・日本歯科医師会など。
いしがき‐だい【石垣鯛】
イシダイ科の海水魚。全長約70センチ。体は側扁し、幼魚には石垣状の模様があるが、老成魚では全体に黒ずみ、口のまわりは白い。磯釣りの対象魚で、美味。
いしがけ‐ちょう【石崖蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張5.5〜6センチ。翅を広げて止まり、翅は白色の地に地図状の黒褐色のすじがある。九州・四国からアジアの熱帯に分布。《季 春》
いし‐がに【石蟹】
ワタリガニ科のカニ。干潟や岩礁にすむ。甲幅6センチくらい。暗緑色の甲の前側縁に突起が6個ある。最後の歩脚は平たい。東京湾以南に産し、食用になる。
いし‐がめ【石亀/水亀】
ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。日本特産種のニホンイシガメは本州・四国・九州に分布。子は銭亀(ぜにがめ)とよばれる。ミナミイシガメは腹甲に黒斑があり、南アジア・八重山諸島...
いし‐がれい【石鰈】
カレイ科の海水魚。全長約40センチ。体表にうろこはなく、両眼のある体の右側に、石状の骨板が並ぶ。沿岸に産し、食用。いしもちがれい。