やま‐うずら【山鶉】
キジ目キジ科ヤマウズラ属の鳥の総称。アジア・ヨーロッパに分布。ヨーロッパヤマウズラは全長約30センチ。体はずんぐりして尾が短く、灰色に赤褐色の斑があり、腹に逆U字形の斑をもつ。狩猟鳥。
やま‐うるし【山漆】
ウルシ科の落葉小高木。山地に生え、ウルシより小形。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉で、枝先に集まって互生し、秋に紅葉する。雌雄異株。6月ごろ、黄緑色の小花が円錐状につく。実はやや丸く、黄褐色の毛が密生。
やま‐おだまき【山苧環】
キンポウゲ科の多年草。山地に生え、高さ30〜50センチ。茎は紫褐色を帯び、葉は深い切れ込みのある小葉からなる複葉。6月ごろ、花を下向きに開き、萼(がく)は紫褐色、花びらは黄色で距(きょ)が長い。
やま‐かがし【赤楝蛇/山楝蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。水田付近に多く、全長1〜1.5メートル、緑褐色に不規則な黒斑があり、胴の側面に紅斑が散在する。カエルなどを捕食。上顎と頸部(けいぶ)背面に毒腺があり、かみついたり...
やま‐がき【山柿】
カキノキ科の落葉高木。山地に自生し、葉は広楕円形で互生。6月ごろ、黄緑色の花が咲き、果実は小さく渋い。カキの原種といわれ、台木として利用。老木の心材は黒く、調度品に用いる。
やま‐がしゅう【山何首烏】
サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。本州以西の山地に自生し、葉柄に一対の巻きひげがある。葉は卵円形で先がとがり、縁はやや波打つ。雌雄異株。5、6月ごろ、黄緑色の小花を散形につけ、実は丸...
やまがたけんりつ‐ほけんいりょうだいがく【山形県立保健医療大学】
山形市にある公立大学法人。平成12年(2000)に開設された。保健医療技術者育成のための単科大学。平成21年(2009)公立大学法人となる。
やまがたけんりつ‐よねざわえいようだいがく【山形県立米沢栄養大学】
山形県米沢市にある公立大学。山形県立米沢女子短期大学健康栄養学科を改組して、平成26年(2014)に開設。健康栄養学部の単科大学。
やま‐がら【山雀】
シジュウカラ科の鳥。全長14センチくらい。背面が青灰色、腹面が赤褐色で、頭とのどは黒い。日本・朝鮮半島・台湾に分布し、低山や平地の林にすむ。人になれやすく、仕込むと神社の前でおみくじを引くなどの...
やま‐きちょう【山黄蝶】
シロチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張6センチくらい。翅は雄が黄色、雌が白。前翅の先端は鉤状にとがり、各翅中央に橙色の小紋がある。本州の中部以北の山地に分布し、幼虫はクロツバラの葉を食べる。