むきん‐ばいよう【無菌培養】
細菌やかびなどの微生物が存在しない環境で細胞や種子などを培養すること。
むくろ‐じ【無患子】
ムクロジ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。高さ15メートル以上になる。葉は細長い小葉からなる羽状複葉。夏、雌花と雄花とが円錐状につく。実は球形で黄褐色に熟し、中の種子は黒色で堅く、羽根つき...
むはいにゅう‐しゅし【無胚乳種子】
種子植物の種子で、胚乳が発生の初期にだけ生じ、成熟時には消滅するもの。養分は代わりに子葉に蓄える。ダイズなどのマメ科植物やクリなどにみられる。
め【芽】
1 植物の種子から最初にもえ出す茎・葉。また、茎・葉などが未発達の状態にあるもの。生じる位置により定芽・不定芽に、展開後の器官により葉芽・花芽・混合芽に、形成時期などにより夏芽・冬芽などに分けら...
め‐しべ【雌蕊】
種子植物の花の中心にある雌性の生殖器官。柱頭・花柱・子房の3部からなる。しずい。⇔雄蕊(おしべ)。
めど‐はぎ【蓍萩】
マメ科の多年草。野原に生え、高さ60〜90センチ。茎は直立し、多数の枝を出すが横に広がらない。葉は密に互生し、3枚の線形の小葉からなる複葉。8〜10月、紫色の筋のある白い小花をつけ、豆果は茶褐色...
め‐ひるぎ【雌蛭木】
ヒルギ科の常緑高木。九州南部以南の海岸に生え、マングローブをつくる。葉は長楕円形でつやがある。花は白く、実は卵形でオヒルギより細く、種子は樹上で発芽する。琉球笄(こうがい)。
メロカンナ【(ラテン)Melocanna】
イネ科の木本。インド原産。稈(かん)は高さ20メートルほどになる。果実は広卵形で、長さ5〜10センチ、果皮・種子ともに食用。
めん‐か【綿花/棉花】
ワタの種子を包む白色または淡黄褐色の繊維。綿糸などの原料とする。
めんじつ‐ゆ【綿実油】
ワタの種子を圧搾して得る半乾性油。リノール酸・オレイン酸・パルミチン酸などを含む。食用油やマーガリン・石鹸(せっけん)などの原料とする。わたのみあぶら。