うか‐うか
[副](スル) 1 気がゆるんで注意が行き届かないさま。うっかり。「—と口車に乗せられる」 2 しっかりした心構えや目的を持たず、ぼんやり時を過ごすさま。「同業者も増えたので—していられない」 ...
うかば・れる【浮(か)ばれる】
[動ラ下一]《「れる」は、もと可能の助動詞》 1 死んだ人の魂が慰められる。成仏できる。「これで仏も—・れよう」 2 (多く打消しの語を伴う)苦労がむくわれる。面目が立つ。「この評価では努力のか...
うかれ‐どり【浮かれ鳥】
1 まだ夜が明けないのに、浮き立つように鳴く鶏。「なぞもかく人の心の—別れもよほす声をたつらん」〈万代・恋三〉 2 夜、ねぐらを離れて、浮かれ歩く鳥。「月は出でてもうば玉のよるべ定めぬ—」〈謡・藤〉
うき‐た・つ【浮(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 心楽しく、うきうきして落ち着かない状態になる。「旅行を前にして心が—・つ」 2 気持ちがうわずる。そわそわする。「反撃を受けてチームが—・つ」 3 周りのものから区別されて...
うき‐な【浮(き)名/憂き名】
1 (浮き名)恋愛や情事のうわさ。艶聞(えんぶん)。「—が立つ」 2 つらい嫌な評判。悪い評判。「浮き」への連想から、「流す」「川」などを縁語として用いる。「—を西海の浪(なみ)に流し」〈平家・二〉
うきよ‐の‐なみ【浮世の波】
《この世を海にたとえ、そこに立つ波の意から》人生の浮き沈み。「—にもまれる」
うけ【受け/請け/承け】
1 引き受けること。承諾すること。「たやすくお—はできません」 2 競技・争いなどで、相手の攻撃を防御すること。「—に回る」 3 世間の評判・反響。人気。「—がいい」「—をねらう」 4 (請け)...
うけ‐かえ・す【受(け)返す/請(け)返す】
[動サ五(四)] 1 (受け返す)相手からの言動などを受け止めて、相手に返す。「軽くジョークで—・す」 2 質入れ品や抵当物件を、代価を払って取り戻す。請け出す。「ソレを質に置くと云えば何時(い...
うしろ‐あわせ【後ろ合(わ)せ】
1 互いに後ろ側が向き合っていること。背中合わせ。「—に立つ」 2 あべこべ。反対。逆の方向。「両人の異見—なり」〈難太平記〉
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...