立(た)っているものは親(おや)でも使(つか)え
急用のときは、だれでもよいからそばに立っている者を使え。
たっ‐ぱ【立っ端/建っ端】
1 建築用語で、高さのこと。「軒の—」 2 一般的な物の高さ。また、背の高さ。「—のある俳優」
たつ【立】
和船で、船体や上部構造に用いる柱状の部材の総称。垣立(かきたつ)・車立(しゃたつ)・大立(おおたつ)など。立つ木。
た・つ【立つ】
[動タ五(四)] 1 ある場所にまっすぐ縦になっている。 ㋐足を伸ばしてからだを縦に支える。「通路に—・つ」 ㋑草や木が地に生える。「街路樹が—・つ」 ㋒長いものや高大なものが直立して位置する...
たつ‐さき【立崎】
「崎」の俗字である「﨑」のこと。「崎」と区別するときの呼び方。たつざき。
たつ‐せ【立つ瀬】
立場。世間に対する面目。「君に断られては私の—がない」
たつた‐がわ【竜田川/立田川】
奈良県北西部、生駒山地の東側を南流して大和川に注ぐ川。古くからの紅葉の名所。上流を生駒川という。[歌枕]「—もみぢば流る神なびのみむろの山に時雨(しぐれ)ふるらし」〈古今・秋下〉 《古今集・...
たつた‐ひめ【竜田姫/竜田比女/立田姫】
1 延喜式にみえる竜田比古竜田比女神社の祭神の一。 2 奈良の都の西方にある竜田山にいるという、秋をつかさどる女神。五行説で西が秋にあたるところからいう。東の佐保姫に対する。《季 秋》
たつた‐やま【竜田山/立田山】
奈良県北西部、三郷(さんごう)町と大阪府柏原市との間の山地の古名。大和から河内へ行く「竜田越え」の山。
立(た)つ鳥(とり)跡(あと)を濁(にご)さず
立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退きぎわのいさぎよいことのたとえ。飛ぶ鳥跡を濁さず。