たち‐がく【立楽】
立ったままで雅楽を演奏すること。また、その雅楽。屋外での舞楽の伴奏などで行われる。りゅうがく。⇔居楽(いがく)。
りゅう‐がく【立楽】
⇒たちがく(立楽)
たち‐がしら【立(ち)頭】
能・狂言で、立ち衆を統率する役。立ち衆頭。
たち‐がたり【立(ち)語り】
能の間狂言(あいきょうげん)の形式の一。シテの中入り後、狂言方が舞台常座(じょうざ)で立ったまま、独りで物語るもの。
たち‐がれ【立(ち)枯れ】
[名](スル)草木が立ったまま枯れてしまうこと。
たちがれ‐びょう【立(ち)枯れ病】
農作物の根や地際の茎がおかされて、急に枯れてしまう病害。土壌中の細菌・かびの寄生による。
たち‐が・れる【立(ち)枯れる】
[動ラ下一][文]たちが・る[ラ下二]草や木が立ったままで枯れる。「街道沿いの松が—・れる」
たち‐き【立(ち)木】
地面に生えて立っている木。
たち‐き・く【立(ち)聞く】
[動カ五(四)]《「たちぎく」とも》 1 立ったままで聞く。「校庭で先生の話を—・く」 2 物陰に隠れるように立ち止まって、人の話をこっそり聞く。盗み聞く。「月より外に—・ける人ありとも知らで」...
たちき‐ぶつ【立(ち)木仏】
立ち木のまま彫り出した仏像。また、そのように似せて彫成した仏像。仏教と霊木信仰とが結びついて8世紀ごろ発生したもので、10〜12世紀の遺品が多い。