と‐たん【途端】
あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。多く副詞的に用い、「に」を伴うこともある。「よそ見をした—転んだ」「飲むと—に人が変わる」
とっ‐たん【突端】
つき出た先端。とっさき。とっぱな。「桟橋の—」
とっ‐ぱし【突端】
いちばんはし。はじっこ。
とっ‐ぱな【突端】
1 「とったん(突端)」に同じ。「岬の—」 2 しょっぱな。「—に歌わされる」
とりつき‐は【取(り)付き端】
《「とりつきば」とも》「取り付き所」に同じ。「如何にも—がない」〈福沢・福翁自伝〉
なん‐たん【南端】
南のはし。「半島の—」
にえ‐ばな【煮え花/煮え端】
1汁物や煮物などを火にかけた際の煮え始め。沸騰した直後。 2「にばな」に同じ。「ごぶりごぶりと—の、茶瓶頭を振り立てて」〈浄・女腹切〉
にしき‐はし【錦端】
⇒錦縁(にしきべり)
に‐ばな【煮端】
せんじたての香味のよい茶。でばな。にえばな。
ねいり‐ばな【寝入り端】
眠りについたばかりのころ。ねばな。「—を電話で起こされる」