まっ‐たん【末端】
1 物のはしの部分。「枝の—」 2 組織などの中央から最も遠い部分。「意図を—にまで徹底させる」
みず‐の‐でばな【水の出端】
《出水の出はじめの意から》最初は勢いが盛んであるが、じきに衰えることのたとえ。「気短かなれども、それは—のごとく、跡もなく御機嫌なほるなり」〈浮・一代女・四〉
みず‐はな【水端】
《「みずばな」とも》 1 水の出はじめのときや部分。また、水量の増す始め。〈和英語林集成〉 2 物事の最初。出はじめ。はじまり。「先んずる敵には—に少し退きて」〈難太平記〉
みち‐ばた【道端】
道路の端のあたり。道路のほとり。路傍。「—に車を止める」
み‐ば【見場/見端】
外から見たようす。外観。見かけ。「—は悪いが味のよいくだもの」
め‐はし【目端】
その場を見はからう機転。「—が利く」
や‐づま【屋端】
軒先。軒端。「見渡せば葺(ふ)かぬ—もなかりけり淀野の沼に引ける菖蒲を」〈夫木・二四〉
やま‐の‐は【山の端】
山の稜線。「月が—にかかる」
やま‐の‐はな【山の鼻/山の端】
山の尾根の突き出た所。やまばな。
やり‐は【遣り端】
物事を取り扱う方法。処置のしかた。「此金の—に困って」〈露伴・いさなとり〉