のど‐ぶえ【喉笛】
のどの気管が通る部分。また、のどぼとけのあたり。ふえ。「—をかき切る」
はと‐ぶえ【鳩笛】
郷土玩具の一。鳩の鳴き声に似た音を出す、鳩の形をした土焼きの笛。《季 秋》
はな‐ぶえ【鼻笛】
1 鼻で息を吹き込んで鳴らす笛。フィリピンのトガリなど。 2 口を閉じて鼻から声を出すこと。→鼻笛を吹く 3 呼ぶ子の笛。「腰より—取り出だし、吹かんとするを」〈浄・栬狩剣本地〉
はや‐ふえ【早笛】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に大鼓・小鼓および太鼓ではやす急調子のもの。竜神・鬼畜・猛将の亡霊などが走り出るときに用いる。 2 歌舞伎下座音楽の一。太鼓を主に大鼓・小鼓・能管を伴う囃...
ひばり‐ぶえ【雲雀笛】
ヒバリを誘って捕らえるために吹く笛。また、ヒバリのさえずるような音を出す竹製などの笛。《季 春》
びやぼん【琵琶笛/口琴】
江戸末期に流行した玩具楽器。細長い鋼鉄をかんざしのように二股にし、その間に針のような鉄をつけたもの。根もとを口にくわえ、間の鉄を指ではじいて鳴らす。きやこん。くちびわ。びわぼん。→口琴(こうきん)
ふえ【笛】
1 管楽器のうち、らっぱ類を除いたものの一般的呼称。フルート・篠笛(しのぶえ)などの横笛と、リコーダー・尺八・篳篥(ひちりき)などの縦笛に分けられる。また、口笛・草笛など。 2 特に、横笛のこと...
ふと‐ぶえ【太笛】
神楽笛(かぐらぶえ)の異称。
ぼく‐てき【牧笛】
牧童が家畜に合図するときに吹く笛。
ぼくどうのふえ【牧童の笛】
⇒エオリアンハープ