ふ【符】
1 護符。守りふだ。 2 割符(わりふ)。 3 律令制で、上級官庁から直属の下級官庁へ出した公文書。差し出す官庁によって太政官符・省符・国符などとよばれた。→解(げ) 4 めぐりあわせ。運。「唐...
ふ【符】
[常用漢字] [音]フ(漢) 1 両片を合わせて証明をする札。割り符。「符節/配符」 2 割り符を合わせたように一致する。「符合」 3 天からの知らせ。めでたいしるし。「符瑞(ふずい)/祥符」 ...
ふ‐けい【符契】
「割符(わりふ)」に同じ。
ふ‐ごう【符号】
1 事物の検索・指示のためにつけておく、簡単な文字や図形。しるし。 2 ある情報を伝達するために体系的に使われる記号。文字以外のものについていう。長音符号・モールス符号など。 →記号[用法] 3...
ふ‐ごう【符合】
[名](スル) 1 割符(わりふ)が合うこと。 2 二つ以上の事柄が、ぴったりと照合・対応すること。「話が事実と—する」
ふごう‐あやまりりつ【符号誤り率】
⇒ビー‐イー‐アール(BER)
ふごう‐か【符号化】
《coding》さまざまなデータや情報などを、一定の規則に基づき、一連の符号で表現すること。コード化。→エンコード
ふごうか‐もじしゅうごう【符号化文字集合】
文字に、番号などの符号化表現を一意的に割り当てた文字集合。日本語の文字集合としてJIS X 0213、国際的な文字集合としてUCSなどがある。CCS(coded character set)。→...
ふごうかん‐かんしょう【符号間干渉】
デジタル信号による通信で、隣接する符号の間で干渉し、正しく伝送されないこと。無線通信や放送用電波によるマルチパスが原因となるほか、帯域幅を狭くしたときなどに生じる。これを防ぐため、誤り訂正符号を...
ふごうつき‐せいすう【符号付き整数】
《signed integer type》⇒整数型