むさしのすみだがわずみだればこ【武蔵野隅田川図乱箱】
⇒木製彩画乱筥
めやす‐ばこ【目安箱】
1 享保6年(1721)8代将軍徳川吉宗が享保の改革の一つとして評定所前に設置して庶民の進言・不満などを投書させた箱。箱は将軍の面前で開けられ、将軍が自ら開封し閲覧した。訴状箱。→箱訴 2 官公...
やつはしまきえらでんすずりばこ【八橋蒔絵螺鈿硯箱】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作のひとつ。木製漆塗の硯箱。光琳が好んだ「伊勢物語」の第9段、八橋の場面のモチーフで装飾されている。国宝。東京国立博物館蔵。
ゆうびん‐ししょばこ【郵便私書箱】
郵便局に設置され、個人や法人が利用する郵便受け箱。郵便物は、郵便局に到着のつど私書箱に配達され、受取人は随時受け取ることができる。
ゆうびん‐ばこ【郵便箱】
郵便物を投函するための箱。ポスト。
ゆさん‐ばこ【遊山箱】
徳島地方の伝統工芸品の一。外遊びに弁当などを入れて持参する、子供用の小型の重箱。
ようしゃ‐ばこ【用捨箱】
箱の中を仕切って必要な文書と用済みの文書を区分けして入れるようにしたもの。 [補説]書名別項。→用捨箱
ようしゃばこ【用捨箱】
江戸後期の随筆。3巻。柳亭種彦著。天保12年(1841)刊。51条からなり、主として近世初期の風俗習慣を考証したもの。
らん‐ばこ【覧箱/覧筥】
《「ごらんばこ(御覧箱)」の略》貴人に見せる文書や宣旨などを入れる箱。藤葛(ふじかずら)で編み、ふたのあるもの。「院宣をば、—に入れられたり」〈平家・八〉
りょうし‐ばこ【料紙箱】
料紙や書簡、また、草紙類などを入れておく箱。草紙箱。