せつ‐り【節理】
1 物事の道理・すじみち。 2 岩石に発達する割れ目。マグマが冷却固結する際に生じた板状節理・柱状節理など、規則正しいものが多い。
せつ‐りゃく【節略】
[名](スル)適当に省いて減らすこと。省略。「箇条を—して左に記し」〈子規・墨汁一滴〉
せつ‐ろく【節録】
[名](スル)取捨して書き抜くこと。また、その記録。抄録。「要点を—する」
節(せつ)を折(お)・る
《「戦国策」秦策から》自分の志を曲げて人に従う。節を屈(くっ)する。
節(せつ)を屈(くっ)・する
「節を折る」に同じ。
節(せつ)を曲(ま)・げる
自分の信念を曲げて人に従う。「—・げずにがんばり抜く」
節(せつ)を全(まっと)う・する
操を固く守りとおす。節を持(じ)する。
ノット【knot】
1 ひもや綱、ネクタイなどの結び目。 2 船舶の速度の単位。1ノットは1時間に1海里、約1852メートルを進む速度。記号kt, kn [補説]「節」「浬」などとも書く。
ふ【節/編】
1 植物のふし。「天(あめ)なるささらの小野の七—菅(すげ)手に取り持ちて」〈万・四二〇〉 2 こもやすだれ、また垣などの編み目。「まを薦(ごも)の—の間近くて逢はなへば」〈万・三五二四〉
ふし【節】
1 棒状の物の盛り上がった部分。 ㋐竹・葦(あし)などの茎にあるふくれた区切り。 ㋑幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。「—のある板」 ㋒骨のつなぎ目。関節。「指の—」 ㋓糸...