なま‐ぶし【生節】
「生り節」に同じ。
なまり‐ぶし【生り節】
カツオの肉を蒸し、一度だけ火入れして生干しにした食品。煮つけや酢の物などにして食べる。なまぶし。《季 夏》「藁苞(わらつと)に背腹見えけり—/鬼城」
なんぶ‐うまかたぶし【南部馬方節】
岩手県東部の民謡。下閉伊(しもへい)・上閉伊地方の馬子唄。博労(ばくろう)が馬市への往復に、馬を曳(ひ)きながら歌ったもの。
にこ‐よ【和節】
祓(はらえ)の式の節折(よおり)の儀で、天皇の身長を計る竹の一。⇔荒節(あらよ)。
にじゅうし‐せつ【二十四節】
1 ⇒二十四節気(にじゅうしせっき) 2 連句の形式の一。懐紙2折の表裏に6句ずつ、計24句を一巻とする。箙(えびら)。
ぬめり‐ぶし【滑り節】
⇒滑り唄(うた)1
猫(ねこ)に鰹節(かつおぶし)
猫のそばに、その好物の鰹節を置くこと。油断できないこと、危険であることのたとえ。
のうえ‐ぶし【のうえ節】
江戸末期の流行歌。「野毛(のげ)の山からノーエ」に始まる。横浜の異人館の情景を歌ったもの。野毛山節。さいさい節。→農兵節(のうへいぶし) [補説]ふつう「ノーエ節」と書く。
のうしんけい‐せつ【脳神経節】
無脊椎動物の頭部、あるいは消化管の背方にある神経節。頭神経節。
のうへい‐ぶし【農兵節】
静岡県三島市の民謡。幕末に流行した「のうえ節」が元歌で、明治になって花柳界にはいり、歌詞を置きかえて歌われたもの。また、伊豆韮山(にらやま)の代官が青年を集めて洋式で農兵の調練をしたときの行進曲...