しんけいが‐しゅ【神経芽腫】
副腎や交感神経節に発生する腫瘍。5歳以下の幼児に発症することが多い。小児癌(しょうにがん)の一種。1歳未満の場合、自然に消滅したり、手術や化学療法によって治癒することが多い。神経芽細胞腫。
しんけい‐せつ【神経節】
末梢神経の途中で、神経細胞と神経線維とが集まってこぶ状に太くなった部分。興奮の伝わり方を調節する。ガングリオン。
しんけい‐もうまく【神経網膜】
網膜の内側を形成する組織。視細胞や神経節細胞など多種類の細胞が層状に重なり、光を感知し、脳へ情報を伝達する。
しん‐し【信使】
外国からの使者。使節。「—来(きた)らん時、川崎の駅に出むかふべし」〈折たく柴の記・中〉
しんすい‐の‐ろう【薪水の労】
《梁の昭明太子「陶靖節伝」から》炊事などの労働。転じて、人に仕えて日常の雑務などに骨身を惜しまず働くこと。「—をとる」
しんせい‐けっかん【新生血管】
既存の血管から分岐して新しく形成された血管。胎児の成長過程、創傷の治癒過程などで形成されるが、関節リウマチなどの慢性炎症や糖尿病網膜症、悪性腫瘍などの疾患にも関与している。例えば、癌細胞は新生血...
しん‐せつ【臣節】
臣下として守るべき節操。「—を全うする」
しんそう‐がいせんきん【深層外旋筋】
股関節の深部にあり、股関節の外旋に作用する筋肉の総称。梨状筋(りじょうきん)・内閉鎖筋・外閉鎖筋・上双子筋(じょうそうしきん)・下双子筋(かそうしきん)・大腿(だいたい)方形筋。股関節の安定化に...
しん‐てん【伸展】
[名](スル) 1 伸び広がる、また、伸ばし広げること。勢力や規模などが伸び広がること。「事業が—する」「財力を—する」 2 関節の運動で、関節の両側の骨が作る角度が大きくなるような動きをいう。...
しんとくまる【しんとく丸】
説経節の一。また、その主人公の名。正保5年(1648)刊の正本がある。のちの浄瑠璃に影響を与えた。→俊徳丸(しゅんとくまる)