じょうひ‐せいちょういんし【上皮成長因子】
上皮(皮膚・粘膜など)の細胞の増殖を調節する機能をもつたんぱく質。細胞の表面にある上皮成長因子受容体(EGFR)と結合して、受容体のチロシンキナーゼを活性化する。表皮成長因子。上皮細胞増殖因子。...
じょうへい‐そう【常平倉】
奈良時代、穀物の価格の変動を防ぐために、穀類を貯蔵した官営の倉。豊年で安価のときに買い入れ、凶年で高価のときに放出して価格の調節を図った。江戸時代にも水戸・会津・土佐・薩摩(さつま)などの諸藩に...
じょう‐るり【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。 2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を...
じょうるり‐ぼん【浄瑠璃本】
浄瑠璃の詞章を記した本。狭義には、古浄瑠璃や義太夫節の丸本(まるほん)をいう。
じょうわん‐こつ【上腕骨】
上肢骨のうち、肩からひじまでの管状骨。上部は肩甲骨と肩関節をつくり、下部は前腕骨と肘(ちゅう)関節をつくる。上膊骨(じょうはくこつ)。
じょうわん‐さんとうきん【上腕三頭筋】
上腕の後ろ側の大きな筋肉。肩甲骨・上腕骨・尺骨についており、肘(ちゅう)関節を伸展させ、手関節を内転および伸展させる。トライセプス(triceps)。
じょうわん‐にとうきん【上腕二頭筋】
上腕の前側の大きな筋肉。肩甲骨と橈骨(とうこつ)とについており、肘(ちゅう)関節を屈曲させ、力こぶとなり、また手を外旋させる。
じょがく‐の‐はい【女楽の拝】
豊明節会(とよのあかりのせちえ)のとき、群臣が女楽拝見のお礼を申し上げた儀式。
ジョガーズ‐ニー【jogger's knee】
長距離ランニングによる膝(ひざ)の使いすぎで膝関節が摩耗し、痛みが慢性化したり関節に水がたまったりするスポーツ障害。陸上長距離選手に多いが、ジョギングをする一般人の間にも増えている。ランナーズニー。
じょししんず【女史箴図】
東晋の顧愷之(こがいし)筆の画巻。西晋の張華が宮中の女官に心得を説くためにまとめた「女子箴」をもとに、一節ごとに絵で表したもの。大英博物館に初唐の模本が伝わる。