ぶんか‐の‐ひ【文化の日】
国民の祝日の一。11月3日。自由と平和を愛し、文化をすすめる日。新憲法公布の日、また、もとの明治節にあたる。文化勲章の授与などの行事が行われる。《季 秋》「一トしぐれありし—なりけり/万太郎」
ぶんがくしゃ【文学者】
文芸同人誌。昭和25年(1950)、丹羽文雄が私費を投じて創刊、主宰。同人に、瀬戸内寂聴、津村節子、新田次郎、吉村昭ら。昭和30年(1955)休刊、1950年代末から1960年代末にかけて再刊。
ぶんがく‐ひ【文学碑】
和歌・俳句・小説の一節など、文学作品に関する語や文章を刻みつけた碑。
ぶんきん‐ふう【文金風】
江戸中期の男子の髪形の一。髷(まげ)の根を元結で高く巻き上げ、毛先を月代(さかやき)のやや前方に出したもの。豊後節の祖、宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)が始めたという。通人に好まれた。宮古路風。
ぶん‐けつ【分蘖】
[名](スル)《「ぶんげつ」とも》稲・麦・トウモロコシなどで、茎の根に近い節から新しく茎が発生すること。また、その茎。株張り。
ぶんご【豊後】
旧国名の一。現在の大分県の大部分。豊州。
「豊後節」の略。
ぶんご‐ぶし【豊後節】
1 浄瑠璃の流派の一。享保(1716〜1736)の末ごろ、都太夫一中の門人、宮古路国太夫(豊後掾(ぶんごのじょう))が京都で創始。特に江戸で流行したが、元文4年(1739)風俗を乱すとの理由で禁...
ぶん‐せつ【分節】
1 全体をいくつかの区切りに分けること。また、その区切り。 2 《articulation》個々の音をはっきり発音すること。また、音声を出すための音声器官の調節や運動。 3 《syllabica...
ぶん‐せつ【文節】
日本語の言語単位の一。文の構成要素で、文を実際の言葉として不自然にならない程度に区切ったとき得られる最小のひとまとまりのもの。文節は、音声上の単位としても特徴をもち、一つの自立語またはそれに付属...
ぶんせつ‐うんどう【分節運動】
哺乳類の小腸などにみられる運動。一定の間隔で腸管が収縮してくびれ、多数の分節に分けたようになるのが特徴。腸内容物と消化液とを混合する役をする。