おお‐むぎ【大麦】
イネ科の一年草。高さ約1メートル。茎は中空で、節間は長い。葉は幅広く白緑色。太い円柱形の穂をつくり、長い芒(のぎ)がある。穂の形により六条大麦・四条大麦・二条大麦に分けられ、食用のほか、醤油・味...
お‐かか
《女房詞から》鰹節(かつおぶし)。また、それを削ったもの。削り節。
おかた‐ぶち【御方打ち】
正月の14日、新婚の嫁の尻を祝い棒でたたいて、懐妊を願う習俗。嫁たたき。はらみ節供。
おかめ‐ざさ【阿亀笹】
ササの一種。高さ1、2メートル。節から短い枝が5本出て、長楕円形の葉をつける。東京浅草の酉(とり)の市で、これにおかめの面をつるして売ったのでいう。植え込みや垣根に用いる。豊後(ぶんご)笹。五枚...
おき‐あみ【沖醤蝦】
甲殻綱オキアミ目の節足動物の総称。エビに似るが、えらが露出していることなどが異なる。体長1〜5センチ。ナンキョクオキアミなどがあり、プランクトンとして世界の海洋に広く分布し、魚類やヒゲクジラの餌...
おき‐づつ【置(き)筒】
竹製の花器で、釘穴がなく、据え置いて用いる筒形のもの。上に節のあるものと、節がなくて吹き抜きになっているものとがある。
おきゅうと
エゴノリの別名。また、エゴノリを煮て薄く平らに固めた寒天状の食品。細く切り、削り節と醤油または酢醤油とで食べる。福岡の名産。《季 夏》
おぎえ【荻江】
荻江節の家元名。
おぎの‐がくせつ【荻野学説】
産婦人科医の荻野久作が大正13年(1924)に発表した、排卵期と受胎期についての学説。月経周期の長短にかかわらず、次回予定月経前12〜16日の5日間が排卵期、12〜19日の8日間が受胎期であると...
おぎの‐しき【荻野式】
荻野学説に基づいて行う受胎調節の方式。