くさ‐あわせ【草合(わ)せ】
昔、5月5日の節句などに、種々の草を持ち寄り見せ合って、その優劣を競った遊び。闘草(とうそう)。草尽くし。草結び。《季 夏》
くさ‐がれ【草枯れ】
[名](スル)秋から冬にかけ、寒さなどで草が枯れること。また、その季節。《季 冬》「—に背負籠(しょひかご)背負ひかくれゆく/虚子」
くさつ‐ぶし【草津節】
群馬県草津温泉の民謡。高温の湯を板でかき回して適温にする共同作業で歌われる作業唄。囃子詞(はやしことば)が「チョイナチョイナ」というものと「ヨホホイ」というものとの2種類がある。前者は一般には草...
くさびがた‐もじ【楔形文字】
古代の小アジア世界で、粘土板に刻まれた楔に似た形の文字。表意文字から表音文字に移行する段階にあり、一般に1字が1音節を表す。アッカド語・ヒッタイト語・古代ペルシア語などに使用された。楔状(けつじ...
くさもち‐の‐せっく【草餅の節句】
3月3日の節句。草餅を作って雛祭りに供えるところからいう。
くさり【鎖/鏈/鏁】
《動詞「くさ(鏈)る」の連用形から》 1 金属製の輪を数多くつなぎ合わせて、ひもや綱のようにしたもの。かなぐさり。「犬を—でつなぐ」「懐中時計の—」 2 物と物とを結びつけているもの。また、つな...
くしもと‐ぶし【串本節】
和歌山県串本地方の民謡。幕末ごろ、他国の門付けが伝えたものといわれる。囃子詞(はやしことば)から「オチャヤレ節」とよばれ、祭礼の御輿(みこし)行列に歌われていた。のち座敷歌となり、大正末期に全国...
くしろ‐つく【釧着く】
[枕]《釧を着ける手から》地名「手節(たふし)」にかかる。「—手節の崎に今日もかも」〈万・四一〉
くじ・く【挫く】
[動カ五(四)] 1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足を—・く」 2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを—・く」「出鼻を—・...
くじ・ける【挫ける】
[動カ下一][文]くじ・く[カ下二] 1 手足の関節に無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足が—・ける」 2 勢いや意欲がそがれる。「気持ちが—・ける」