きそ‐じ【木曽路】
中山道(なかせんどう)の、鳥居峠付近から馬籠(まごめ)峠に至る間をいう。奈良時代の初めに開かれ、江戸時代には贄川(にえかわ)宿から馬籠宿まで11宿が置かれた。木曽街道。 中山道の異称。木曽街道。
きちん‐やど【木賃宿】
1 江戸時代、木賃1を取り旅人に自炊させて泊めた宿屋。食事付きの旅籠(はたご)に対していう。木銭宿。 2 一般に、粗末な安宿。
き‐の‐こ【茸/蕈/菌】
《「木の子」の意》菌類のうち、顕著な子実体(しじつたい)を形成するもの。大部分は担子菌類に、一部は子嚢(しのう)菌類に属する。ふつう傘状をなし、山野の樹陰や朽ち木などに生じる。食用となるマツタケ...
きょう【轎】
1 中国・朝鮮で用いられた一種の駕籠(かご)。 2 乗り物。かご。
きよみずざとう【清水座頭】
狂言。和泉(いずみ)流。瞽女(ごぜ)と座頭が清水の観世音に参籠(さんろう)すると、その功徳でそれぞれの夢に観世音のお告げがあり、二人は夫婦となる。
きり【桐】
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、...
きり‐こ【切(り)子/切り籠】
1 立方体のそれぞれの角を切り落とした形。 2 《「切り子ガラス」の略》「カットグラス」に同じ。《季 夏》 3 「切り子灯籠(どうろう)」の略。《季 秋》
きりこ‐どうろう【切(り)子灯籠】
枠を切り子1の形に組んで、四方の角に造花や紙・帛(はく)などを細長く切ったものを飾りつけた灯籠。盂蘭盆会(うらぼんえ)などに用いる。《季 秋》
きり‐ぼう【切(り)棒】
駕籠(かご)をかつぐ棒の短いもの。また、その駕籠。
きりぼう‐かご【切(り)棒駕籠】
かつぐ棒の短い駕籠。→長棒駕籠