げ‐あんご【夏安居】
仏語。僧が、夏(げ)の期間、外出せずに一所にこもって修行をすること。夏籠もり。夏行(げぎょう)。《季 夏》→安居
げんしょう‐せつ【元宵節】
中国・台湾の祭日。春節(旧正月)から数えて15日目で、最初の満月の日にあたる。灯籠(とうろう)を飾り、「元宵団子」とよばれる餡(あん)入りだんごを食べる習慣がある。上元節。灯籠節。→元宵
げんじょ‐ぶし【玄如節】
福島県会津地方の民謡。祭礼の夜籠もりの際の掛け合いから始まったもの。民謡「会津磐梯山(あいづばんだいさん)」の歌詞に転用されている。
こ【籠】
1 竹を編んで作ったいれもの。かご。「—もよみ—持ち」〈万・一〉 2 「伏せ籠(ご)」に同じ。「なえたる衣(きぬ)どもの厚肥えたる、大いなる—にうちかけて」〈源・帚木〉
こ‐あげ【小揚げ】
1 船荷を河岸へ運び上げること。また、その仕事をする人。 2 客を乗せて遊里へ往復した駕籠(かご)かき。 3 小形の油揚げ。
こうしゅうみしまごえ【甲州三島越】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。現在の山梨と静岡の境にある籠坂峠を越えて三島へ至る道から見える富士山を描く。
こう‐しょう【翺翔】
[名](スル) 1 鳥が空高く飛ぶこと。「籠より出だして—せしむるが如く」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 思いのままに振る舞うこと。「嗚呼時不祥にして鴟梟(しきょう)—、讒諛(ざんゆ)志を得」〈東海散...
こうら‐さん【高良山】
福岡県久留米市にある山。中腹に高良大社、西斜面に神籠石(こうごいし)がある。
こくろうじょう【黒牢城】
米沢穂信の連作短編小説集。令和3年(2021)刊行。荒木村重が籠城する有岡城を舞台にした歴史ミステリー。第166回直木賞受賞。
こ‐ぐそく【小具足】
1 鎧(よろい)の付属具の称。籠手(こて)・臑当(すねあ)て・脇楯(わいだて)など。 2 鎧下の装束に1だけを着用して、鎧をつけない姿。小具足出装(こぐそくいでたち)。