しのび‐かご【忍び駕籠】
人目を忍んで駕籠に乗ること。また、その駕籠。特に、遊里通いにいう。
しふん‐の‐き【脂粉の気】
女っけ。なまめかしさ。「—が立ち籠めている桟敷(さじき)」〈鴎外・余興〉
しまい‐がた【四枚肩】
ふつう二人で担ぐ駕籠(かご)を四人で担ぐこと。また、交替の担ぎ手が二人ついた駕籠。しまいかご。
しめ‐じ【湿地/占地】
1 シメジ科のキノコ。コナラなどの林に生え、白または灰色で傘の直径約6センチ、柄の高さ約9センチ。いくつも密着して発生することが多いのでセンボンシメジともいうが、同名の別種があり、区別するためホ...
しも‐つき【霜月】
陰暦11月の異称。霜降月。《季 冬》「—や日まぜにしけて冬籠/去来」
しゅう‐し【祝詞】
祝いの言葉。祝辞。しゅくし。「末広に—を籠めて」〈一葉・うもれ木〉
しゅく‐かご【宿駕籠】
江戸時代、旅人を乗せて、宿場の間を行き来した粗末な駕籠。雲助(くもすけ)駕籠。
しゅつ‐が【出駕】
貴人が駕籠(かご)や車で外出すること。また、貴人の外出。おでまし。
しゅん‐うん【春雲】
春の雲。「桃は咲かねど、—日を籠めて」〈蘆花・自然と人生〉
しょう【妾】
[名]めかけ。そばめ。 [代]一人称の人代名詞。女性が自分をへりくだって言う語。わらわ。「—は一層学芸に心を籠め」〈福田英子・妾の半生涯〉