び‐ろう【尾籠】
[名・形動]《「おこ(痴)」に当てた漢字「尾籠」を音読みしたもの》 1 不潔であること。また、そのさま。「食事中、—な話になるが」 2 わいせつであること。また、そのさま。「若い女が若い男の帯解...
ファラデー‐ばこ【ファラデー箱】
導体で囲まれた空間。または導体でできた箱や籠状のもの。外部からの電場の影響を遮るため、内部で電荷や電場を精密に測定できる。導体の素材や形状により、さまざまな周波数の電磁気的影響を避けることができ...
ふくし【掘串】
《後世は「ふぐし」とも》上代、竹・木などで作った土を掘るへら状の道具。「籠(こ)もよみ籠持ち—もよみ—持ち」〈万・一〉
ふくだ・む
[動マ四]髪などがけばだってぼさぼさになる。丸くふくらんだようになる。「つくろひ添へたりつる髪も、唐衣の中にて—・み」〈枕・二七八〉 [動マ下二]けばだたせる。そそけ乱れさせる。「御髪なども...
ふしみ‐さんずん【伏見三寸】
伏見でつくられた葛籠(つづら)。小形の衣類入れで、庶民の嫁入り道具の一。「—の葛籠一荷」〈浮・五人女・二〉
ふせ‐ご【伏せ籠】
1 香炉や火鉢などの上に逆さに伏せておく籠。上に衣服を掛けて暖めたり、香をたきしめたりする。 2 伏せて中に鶏を入れる籠。
ふたえ‐じ【二重字】
文字の輪郭を線書きにして中を空白にした文字。籠写(かごうつし)の文字。
ふたつ‐まゆ【二つ繭】
「二籠(ふたご)もり2」に同じ。
ふろ【風呂】
《「室(むろ)」から変化した語。「風炉(ふろ)」からともいう》 1 入浴のための設備。また、その場所。湯による温浴のほか、蒸気浴・熱気浴がある。古くは、蒸気を室内に籠もらせた「蒸し風呂」が普通で...
ぶっつり
[副] 1 綱などのような太い物が断ち切れる音、また、そのさまを表す語。「ザイルが突然—(と)切れた」 2 勢いよく刃物を突き刺す音、また、そのさまを表す語。「太股へ掛け—と突き貫き」〈円朝・怪...