そ‐ぞう【粗造/麁造】
[名・形動]粗末につくること。粗悪なつくり。また、そのさま。「汽車まで旧式で、—で」〈藤村・破戒〉
そ‐ちゃ【粗茶】
粗末な茶。茶を人にすすめるときにへりくだっていう語。「—ですが一服どうぞ」
そ‐は【粗葉】
粗末なタバコ。自分のタバコを人にすすめるときにへりくだっていう語。「誠に—で御座いまして」〈里見弴・安城家の兄弟〉
そ‐はん【粗飯/麁飯】
粗末な食事。人に食事を進めるときにへりくだっていう語。粗餐(そさん)。
そ‐ひつ【粗筆/楚筆】
1 粗末な筆。 2 へたな筆跡。自分の筆跡をへりくだっていう語。拙筆。
そ‐ふ【粗布】
1 粗末な布。 2 織り目のあらい布。
そ‐ふく【粗服/麁服】
粗末な衣服。
そ‐ぼく【粗朴/粗樸】
粗末で飾り気のないこと。
そ‐まつ【粗末/麁末】
[名・形動] 1 作り方などが、大ざっぱなこと。品質などが上等でないこと。また、そのさま。「—な家」「—な食事」→御粗末(おそまつ) 2 いいかげんに扱うこと。ないがしろにすること。また、そのさ...
そ‐れい【粗糲】
精白してないあらごめ。また、そのあらごめを用いた粗末な食事。