エス‐ジェー‐エス【SJS】
《Stevens-Johnson syndrome》⇒皮膚粘膜眼症候群
エッチ‐ピー‐ブイ【HPV】
《human papilloma virus》ウイルスの一種。ヒトの子宮頸がん・食道がんで検出率が高く、その原因ウイルスとされる。皮膚や粘膜に感染し、パピローマまたは乳頭腫とよばれるいぼを形成す...
エヌビーアイ‐ないしきょうシステム【NBI内視鏡システム】
《NBIはnarrow band imaging(狭帯域光観察)の頭文字から》青や緑などの短い波長の光を照射する内視鏡診断システム。短波長の光は消化器の粘膜表層の血管を鮮やかに浮かび上がらせる性...
エンテロキナーゼ【enterokinase】
十二指腸の粘膜から分泌される酵素。膵液(すいえき)中のトリプシノーゲンを活性化してトリプシンにする。
おう‐だん【黄疸】
胆汁色素が血液中に増加し、皮膚や粘膜が黄色くなる状態。胆嚢(たんのう)・肝臓の病気、赤血球が多量に破壊される病気などで起こる。
おん‐てん【温点】
皮膚や粘膜の、あたたかみを感じる感覚点。全身に分布する。⇔冷点。
かい‐よう【潰瘍】
皮膚・粘膜などの表層がただれて崩れ落ち、欠損を生じた状態。
かいようせい‐だいちょうえん【潰瘍性大腸炎】
大腸の粘膜に潰瘍やびらんができる難病。直腸から結腸にかけて連続的に病変が広がり、下痢や腹痛が頻繁に起こる。炎症性腸疾患の一つで、国の指定難病に登録されている。原因として自己免疫反応の異常などが考...
かがく‐ねっしょう【化学熱傷】
化学物質による皮膚・粘膜の損傷。皮膚に直接触れるほか、呼吸による喉や気道の粘膜損傷も含む。酸やアルカリなどの化学薬品によるものが多い。化学損傷。薬傷。化学火傷(やけど)。ケミカルバーン。
かくまく‐さいせい【角膜再生】
角膜上皮の疾患を治療する再生医療技術。患者本人の角膜や口の粘膜から採取した細胞を培養してシートを作り、患部に移植する。