しら・げる【精げる/白げる】
[動ガ下一][文]しら・ぐ[ガ下二] 1 玄米をついて白くする。精白する。「玄米を—・げる」 2 細工物などを磨いて仕上げをする。「婆あさんが倅の長次郎に—・げさせて持って来た、小さい木札に」〈...
せい【精】
[名・形動] 1 心身の力。元気。精力。「—のつく食べ物」「こう矢鱈に松ばかり並んで居ては歩く—がない」〈漱石・坑夫〉 2 人間以外のものに潜んでいるといわれる魂・霊魂。精霊。「森の—」 3 細...
せい【精】
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]しらげる くわしい [学習漢字]5年 〈セイ〉 1 玄米を白く清らかにする。しらげる。「精白・精麦・精米/搗精(とうせい)」 2 不純物を取り去...
せい‐いっぱい【精一杯】
持っている力のすべてを出すこと。力のかぎり。できるかぎり。副詞的にも用いる。「—のおしゃれをして出掛ける」「食べていくだけで—だ」「—努力する」
せい‐いつ【精一】
[名・形動]純粋で専一なこと。ひたすら打ち込んでいること。また、そのさま。「—に勉学に励む」
せい‐えい【精衛】
古代中国の伝説上の鳥。夏をつかさどる炎帝の娘が東海におぼれ死んで化した、くちばしが白く、足の赤い鳥。西山の石をくわえてきては東海に落として海を埋めようとしたという。
せい‐えい【精鋭】
[名・形動] 1 強くて、勢いのいいこと。また、そのさま。「—なチーム」 2 えり抜きのすぐれた人・兵士。「少数—主義」「—部隊」
精衛(せいえい)海(うみ)を塡(うず)む
《「山海経(せんがいきょう)」北山より》できもしないことを計画して力を尽くし、むだな骨折りになることのたとえ。
せいえい‐じゅ【精英樹】
その森林の中で生長の度合い、樹の姿、材質などの特にすぐれている樹木。優良林業で品種育成の目標とする。
せい‐えき【精液】
1 雄性生殖器でつくられる、精子を含む粘りけのある分泌液。精水。 2 純粋な液。