ふんべんけいだいちょうきんぐん【糞便系大腸菌群】
糞便による水や食品などの汚染の指標となる菌の総称。セ氏44.5±0.2度で発育し、乳糖を分解してガスを産生する細菌群。大腸菌以外の細菌も含まれる。糞便系大腸菌群が検出された場合、糞便によって汚染を受けた可能性が高く、O157などの病原性大腸菌だけでなく赤痢菌・サルモネラ菌などの病原性細菌による汚染が疑われる。糞便性大腸菌群。E. coli。
ふんべんせいだいちょうきんぐん【糞便性大腸菌群】
⇒糞便系大腸菌群
ふんべんいしょく【糞便移植】
健康な人の有用な腸内細菌を糞便とともに腸内に移植し、腸内細菌叢の構成バランスを改善する治療法。一部の大腸炎への治療効果が確認されている。便微生物移植。糞便微生物移植。FMT(fecal transplantation)。