むすび‐かりがね【結び雁】
紋所の名。雁の両翼を結んだように交差させた形のもの。
め‐ゆい【目結】
1 布地をつまんで糸でくくり、くくりめをのような目の形に染め出す絞り染め。鹿の子絞りなど。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
もっ‐こう【木瓜】
紋所の名。鳥の巣が卵を包んでいるように見える図柄。また、ウリを輪切りにした形を図案化したものともいう。すだれの帽額(もこう)に多く用いたところからいい、「木瓜」と当てて書いた。窠紋(かもん)。もこう。
もみじ【紅葉/黄葉】
[名](スル)《動詞「もみ(紅葉)ず」の連用形から。上代は「もみち」》 1 晩秋に草木の葉が赤や黄色に色づくこと。また、その葉。こうよう。「美しく—した山」《季 秋》「山くれて—の朱(あけ)をう...
もん【紋/文】
1 物の表面に表された図形。あや。紋様。「波形の—を描く」 2 代々その家で定め伝えられる家のしるし。紋所。定紋(じょうもん)。「—のついた羽織」
もん【紋】
[常用漢字] [音]モン(呉) [訓]あや 1 模様。あや。「紋様/衣紋(えもん)・小紋(こもん)・指紋・地紋・蛇紋・掌紋・声紋・波紋・斑紋(はんもん)・風紋・無紋」 2 家のしるし。「紋章・紋...
もん‐しょう【紋章】
氏族・家・国・団体などのしるしとして用いる一定の図柄。天文・地文・動植物・器物などを図案化したものが多い。紋。紋所。
もん‐ちょう【紋帳/紋帖】
紋所の見本を集めた本。紋本(もんぽん)。
もん‐つき【紋付】
1 紋所のついていること。また、そのもの。 2 家紋をつけた礼装用の和服。正式は五つ紋とするが、三つ紋・一つ紋もある。紋服(もんぷく)。
や【矢/箭】
1 武器・狩猟具の一。弓の弦(つる)につがえ、距離を隔てた目的物を射るもの。木または竹で作った棒状のもので、一方の端に羽をつけ、他方の端に鏃(やじり)をつける。「—をつがえる」 2 木材や石など...