うち‐いと【打(ち)糸】
篦(へら)でたたいて固く組んである組紐(くみひも)。
うち‐お【打(ち)緒】
⇒打ち紐(ひも)
うち‐と・く【打ち解く】
[動カ四]解く。ほどく。「碁を、やむごとなき人のうつとて、紐—・き」〈枕・一四六〉 [動カ下二]「うちとける」の文語形。
うち‐ひも【内紐】
和服のコートなどの身頃(みごろ)の内側につける紐。
うち‐ひも【打ち紐】
糸の組み目を篦(へら)で打ち込んで固く仕上げた紐。組紐。打ち緒。
うめ‐むすび【梅結び】
紐(ひも)の飾り結びの一。梅の花形に結ぶもの。
うわ‐ざし【上刺(し)】
1 布などを補強するため、太糸で碁盤の目のように縦横に縫うこと。また、縫ったもの。刺し子。 2 狩衣(かりぎぬ)や直垂(ひたたれ)の袖や裾、または裳(も)の腰に刺し通した組紐。 3 「上刺し袋」の略。
えぼし‐かけ【烏帽子掛(け)/烏帽子懸(け)】
1 烏帽子が脱げないように、後部の風口(かざくち)につけて後頭部で結んだり、頂上からかけてあごの下で結んだりする紐(ひも)。武士の折烏帽子では組緒を用い、頂頭(ちょうず)掛けという。 2 烏帽子...
おけ‐どう【桶胴】
太鼓の一種で、桶のように板をつないで作った胴の両端に、馬革を張って紐(ひも)で締めたもの。全長約35センチ、直径約20センチ。民俗芸能・歌舞伎下座(げざ)音楽に用いる。
お‐ひも【雄紐】
先端を結び玉にし、雌紐(めひも)の輪に通して結び合わす紐。→雌紐