うんたんせんのみえるブライトンかいがん【運炭船の見えるブライトン海岸】
《原題、Brighton Beach, with Colliers》コンスタブルの絵画。紙に油彩。縦15センチ、横25センチ。妻の療養のために度々訪れたイングランド南東部の海岸保養地ブライトンを...
うんともすんとも
《「すん」は単に語呂を合わせたもの》(あとに打消しの語を伴って)応答・返答のないさまをいう。何のひとことも。「催促の手紙を出したの—言ってこない」
うん‐ぱん【雲版】
1 禅宗寺院で、時報の合図などとして打ち鳴らす雲形の板。青銅または鉄板製。鐘板(しょうばん)。打板(ちょうばん)。 2 色紙や絵などを入れる、丸形または方形の額。
うんりゅう‐し【雲竜紙】
細長い繊維をすき込んで、雲のような模様をあらわした和紙。
えい‐しゃ【影写】
[名](スル)原本の上に薄紙を置き、透かしてその形を写すこと。敷き写し。
えい‐じつ【永日】
1 日中がながく感じられる春の日。春の日なが。永き日。《季 春》 2 《いずれ日ながの折にゆっくり会おうの意から》別れのあいさつや手紙の結びに用いる語。「—、—と暇乞(いとまご)ひして帰りけり」...
えい‐そう【詠草】
詠んだ歌や俳諧を紙に書いたもの。詠進をするときなどの公式の竪(たて)詠草と、添削を請うときなどの折り詠草とがある。
えい‐はく【曳白】
《「唐書」苗晋卿伝の、情実で合格した張奭(ちょうせき)が再試験で白紙を出した故事から》紙筆を持ちながら、詩文を作ることができないこと。
えいんがきょう【絵因果経】
「過去現在因果経」に、その意を表す絵を加えた絵巻。紙面の下段に経文、上段に対応する場面を描き、全8巻の構成。奈良時代の制作のほか、鎌倉時代のものもある。過去現在因果経絵巻。
え‐がみ【絵紙】
1 子供が遊びに使う、色刷りにした絵や模様のある紙。「牡丹の花の模様のついた—」〈中勘助・銀の匙〉 2 画用紙。「—一枚に大きく馬の頭を書いた」〈独歩・画の悲み〉