じっけん‐しょうせつ【実験小説】
1 ゾラの主張した小説の方法論。自然科学者が実験を行うように、一定の遺伝的素質をもった人間がある社会環境のもとでいかに生きるかを客観的に分析して描こうとするもの。日本では、小杉天外・永井荷風らの...
じ‐ふく【地覆/地輻/地伏】
《「じぶく」とも》 1 ㋐門・建物などの最下部に、地面に接して取り付ける横木。また、家の入り口の敷居。 ㋑橋の高欄のいちばん下に取りつける横材。 2 建物の土台。 3 土地の質。地質。土質。 4...
じゅう‐たん【獣炭】
1 昔、粉炭を練って獣の形に作ったもの。中に香を入れてたくのに使った。 2 活性炭の一。動物の血・骨などを乾留して得られる炭素質の物質。脱色剤などとして使用。
すじ【筋/条】
[名] 1 筋肉。また、その線維。「肩の—が凝る」 2 筋肉を骨に付着させている組織。腱(けん)。「足の—を切る」 3 皮膚の表面に浮き上がってみえる血管。「—の浮き出た手」「額に—を立てて怒...
筋(すじ)がい・い
芸事などの素質がある。筋が良い。「—・いと褒められる」
筋(すじ)が悪(わる)・い
1 芸事などの素質がよくない。「—・くてなかなか上達しない」 2 性質が悪い。「何(ど)うも質(すじ)の悪い腫物(できもの)だねえ」〈円朝・真景累ヶ淵〉
そ【素】
[音]ソ(漢) ス(呉) [訓]もと もとより [学習漢字]5年 〈ソ〉 1 染めてない絹。白絹。「素絹/縑素(けんそ)」 2 白い。白。「素衣・素雪/緇素(しそ)」 3 生地のままで手を加え...
そ‐いん【素因】
1 おおもとの原因。「事故の—を調べる」 2 その病気にかかりやすい素質。
たいき‐せっぽう【対機説法】
相手の素質・能力に従って法を説くこと。
たましい【魂/魄】
1 生きものの体の中に宿って、心の働きをつかさどると考えられるもの。古来、肉体を離れても存在し、不滅のものと信じられてきた。霊魂。たま。「—が抜けたようになる」「仏作って—入れず」 2 心の活力...