プーテンマリガ‐きゅうでん【プーテンマリガ宮殿】
《Puthen Malika palace》インド南部、ケララ州の都市トリバンドラムにある宮殿。19世紀半ば、トラバンコール藩王国の藩王により建造。チーク、紫檀などを用いたケララの伝統的な木造建...
へくそ‐かずら【屁糞葛】
アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。草やぶに生え、全体に悪臭がある。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、筒状で先が5裂した花をつけ、灰白色で内側が赤紫色をしている。実は丸く、黄褐色。やいとばな。さお...
へだ・つ【隔つ】
[動タ四]「隔たる」に同じ。「はろはろに思ほゆるかも白雲の千重(ちへ)に—・てる筑紫の国は」〈万・八六六〉
[動タ下二]「へだてる」の文語形。
へら‐おおばこ【篦大葉子】
オオバコ科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は根生し、へら形。夏、花茎を直立し、小花を穂状につける。花は下から上へと開いてゆき、白か紫色の雄しべが突き出る。ヨーロッパの原産で、日本には幕末ごろ渡...
ヘリオトロープ【heliotrope】
1 ムラサキ科の小低木。葉は楕円形で先がとがる。春から夏にかけて、強い芳香のある紫または白色の小花を総状につける。また、園芸上は同科ヘリオトロピウム属の数種をさし、花が紫色のニオイムラサキなどが...
ベゴニア【(ラテン)Begonia】
シュウカイドウ科シュウカイドウ属の植物の総称。多年草または小低木で、熱帯に多く産し、種類も多い。茎や葉は多肉質で柔らかい。葉は卵形や心臓形で裏面が赤や紫色。花は4弁および5弁花で、白・桃・赤・黄...
ベタレイン【betalain】
《「ベタライン」とも》植物に含まれる色素。赤紫色のベタシアニンと黄色のベタキサンチンに分類される。ビーツ(火焔菜)を含むアカザ科、オシロイバナ科、サボテン科に分布。窒素を含み、糖類と結合して、水...
べに‐がく【紅額/紅萼】
ガクアジサイの園芸品種。初夏に花が咲き、装飾花が白・水色から紅・紫赤色に変化する。
べにばな‐いちご【紅花苺】
バラ科の落葉小低木。本州中部以北の高山に自生。高さ約1メートル。とげはなく、葉は倒卵形の3枚の小葉からなる羽状複葉。7月ごろ、紫紅色の花が開き、実は黄色く熟し、食べられる。
ベラドンナ【belladonna】
ナス科の多年草。花は暗紫色。全体にアルカロイドのヒヨスチアミンを含み有毒。葉と根を鎮痙(ちんけい)剤・鎮痛薬や散瞳剤に用いる。西アジア・ヨーロッパに分布。名はイタリア語で美女の意で、目をぱっちり...