えびちゃ‐しきぶ【葡萄茶式部】
《えび茶色の袴(はかま)をよく着けたところから》明治30年代の女学生のこと。えび茶袴。紫衛門(むらさきえもん)。「今に三人が—か鼠式部になって」〈漱石・吾輩は猫である〉
えび‐ね【海老根/蝦根】
ラン科エビネ属の多年草。山林や竹林に生え、高さ30〜40センチ。根茎は太くて節が多く、横にはい、エビに似る。葉は長楕円形で縦ひだがある。春、紫褐色で中央が白または紅紫色の花を10個ほど開く。エビ...
エフ‐そう【F層】
地上から約130キロ以上の高さにある電離層。酸素原子Oと窒素分子N2が紫外線によって電離されたもの。
エフ‐ユー‐ブイ【FUV】
《far ultraviolet》⇒遠紫外線
えぼし‐どり【烏帽子鳥】
1 エボシドリ科の鳥。全長約45センチ。全体に緑色。 2 ホトトギス目エボシドリ科の鳥の総称。羽色は緑・紫・灰色などのものが多く、頭に冠羽がある。アフリカに分布。カンムリエボシドリなど。
エリシター【elicitor】
植物に病害抵抗反応を誘発する物質の総称。病原菌の侵入に対して生成され、抗菌性物質のファイトアレキシンや感染特異的たんぱく質の合成を促す。また、重金属や紫外線なども非生物的エリシターとして機能する。
エリンギウム【(ラテン)Eryngium】
セリ科の二年草または多年草。多く地中海沿岸地方に分布する観賞用植物。夏に、白また紫色の花が咲く。
エルゴステロール【ergosterol】
ステロールの一種。麦角・酵母・シイタケなどに含まれる。紫外線照射によりビタミンD2になる。エルゴステリン。
えん【艶】
[名・形動] 1 あでやかで美しいこと。なまめかしいこと。また、そのさま。「—を競う」「—な姿」 2 情趣に富むさま。美しく風情のあるさま。「月隈なくさしあがりて、空のけしきも—なるに」〈源・藤...
えん【苑】
[人名用漢字] [音]エン(ヱン)(漢) オン(ヲン)(呉) [訓]その 〈エン〉 1 囲いをして、植物を植え、または、鳥獣を放し飼いにする所。その。「外苑・御苑(ぎょえん)・禁苑」 2 学問...