かんい‐じゅうにかい【冠位十二階】
推古天皇11年(603)、聖徳太子が制定した冠位制。徳・仁・礼・信・義・智を大小に分けて12階とし、それぞれを紫・青・赤・黄・白・黒の濃淡で表した冠で区別した。たびたび改定され、律令制では位階制...
かん‐かん【関関】
[形動タリ]鳥がのどかに鳴くさま。「紫藤の花落ちて鳥—たり」〈和漢朗詠・上〉
かんきょう‐ばくろ【環境暴露/環境曝露】
作業環境や生活環境において、肺・口・皮膚などから化学物質・放射線・電磁波・紫外線などが体内に取り込まれること。→暴露
かん‐ざし【髪状】
《「かん」は「かみ(髪)」の音変化。「さし」は物のようすの意》 1 額の上の髪の生えぐあい。髪のようす。「額つき、—、いみじううつくし」〈源・若紫〉 2 髪。「姫君を近づけて、緑の—を撫であげ」...
かんぜおん‐じ【観世音寺】
福岡県太宰府市にある天台宗の寺。山号は清水山。院号は普門院。開創は天平18年(746)、開山は満誓。筑紫で崩じた母斉明天皇のため天智天皇が発願建立した。天平宝字5年(761)に設けられた戒壇院は...
かん‐ぞう【甘草】
マメ科の多年草。高さ約70センチ。葉は卵円形の小葉からなる羽状複葉。夏、淡紫色の花を穂状につける。中国などに分布。根にサポニンを含み、去痰(きょたん)・胃潰瘍(いかいよう)などの薬とし、またビー...
かん‐ちく【寒竹】
タケの一種。高さ2〜3メートル。茎は紫色を帯び、葉は枝の先に数枚つく。竹の子は秋に出て、食用。生け垣とし、また観賞用に植える。
かん‐ぱち【間八】
アジ科の海水魚。全長約1.5メートル。体形は近縁のブリに似るが、体高が高く、著しく側扁する。背面は紫青色、腹面は淡灰色。頭部に、八の字形の暗色模様がある。あかばな。
かん‐らん【寒蘭】
ラン科の多年草。日本の暖地の山地にまれに自生。葉は数本束生し、広線形でつやがある。晩秋、淡黄緑色または紅紫色の香りのある花を開く。園芸品種もある。《季 冬》
カール‐レタス【curled lettuce】
レタスの一種。葉は緑色の品種と赤紫色が入る品種があり、縮みがあって結球しない。柔らかくて苦みが少ない。