かん‐げん【管弦／管絃】
１ 管楽器と弦楽器。横笛などの笛類と、琵琶(びわ)・琴などの弦(いと)類。また、楽器の総称。糸竹(いとたけ・しちく)。 ２ 楽器を演奏すること。特に、雅楽の演奏。また、詩文・和歌に対して、音楽を...
げん【弦】
１ 弓づる。 ２ （「絃」とも書く）楽器に張り、はじいたりこすったりして音を出す糸。また、それを張った楽器。琴・三味線・バイオリンなどの弦楽器。 ３ 弓を張った形の月。半円形の月。弓張り月。弦月...
げん【絃】
「弦(げん)2」に同じ。
げん【絃】
［人名用漢字］ ［音］ゲン（呉） ［訓］いと 楽器に張る糸。糸を張った楽器。「管絃・三絃・断絃」 [補説]「弦」と通用する。 ［名のり］お・つる
ご‐げん【五弦／五絃】
１ 弦楽器の5本の弦。 ２ 「五弦琴」または「五弦琵琶」の略。
さん‐げん【三弦／三絃】
１ 三味線の別名。地歌・箏曲(そうきょく)では正称とされる。 ２ 中国の弦楽器。外形は日本の三味線に似るが胴の両面には蛇の皮を張り、人差し指の指頭または義甲で弾く。琉球に伝来して三線(さんしん)...
し‐げん【四弦／四絃】
１ 弦楽器に張る4本の弦。 ２ 琵琶(びわ)。よつのお。
しょう‐げん【小弦／小絃】
琴・琵琶(びわ)などの弦楽器の細い糸。また、細い糸を張った弦楽器。
じゅうしち‐げん【十七弦／十七絃】
17本の弦をもつ箏(そう)。大正10年（1921）宮城道雄が考案。従来の箏をひと回り大きくした外形で、ふつう低音伴奏楽器として用いる。
ぜつ‐げん【絶弦／絶絃】
《中国で、琴の名人伯牙(はくが)が、自分の琴をよく理解していた鍾子期(しょうしき)が死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じ...
