ボタニカきょう【菩多尼訶経】
《(ラテン)botanicaは植物学の意》江戸後期の学術書。1冊。宇田川榕庵著。文政5年(1822)刊。日本で初めての組織だった植物学書で、経のように折本式になっている。
ぼんもう‐きょう【梵網経】
2巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳と伝えられたが、5世紀ごろ中国での成立とみられる。下巻は十重禁戒・四十八軽戒(きょうかい)をあげて大乗戒(菩薩(ぼさつ)戒)を説き、戒本とされる。最澄がこれに基づ...
まい‐きょう【埋経】
後世に伝えるため、経文などを経筒に入れ、地中に埋めること。また、その経。
まくら‐ぎょう【枕経】
死者の枕もとで終夜読経(どきょう)すること。特に、納棺前に経をあげること。
まっしょう‐しんけい【末梢神経】
⇒末梢神経系
マル‐けい【マル経】
「マルクス経済学」の略。⇔近経。
まんぶ‐きょう【万部経】
追善や祈願などのために、万部の経典を読むこと。万部読経。万部。
みかく‐しんけい【味覚神経】
味覚をつかさどる神経。舌の前部では顔面神経、後部では舌咽(ぜついん)神経、のどなどでは迷走神経が関与し、橋(きょう)・視床・大脳皮質の味覚野へと伝える。
み‐どきょう【御読経】
1 読経を尊んでいう語。 2 「季(き)の御読経」の略。
みなした‐ふ【水下経】
[枕]水の下を泳ぐ意から「魚(うを)」にかかる。「磐余(いはれ)の池の—魚も上に出て嘆く」〈継体紀・歌謡〉