き‐けつ【帰結】
[名](スル) 1 最終的にある結論・結果に落ち着くこと。また、その結論・結果。「議論百出したが、結局同じところに—した」 2 《consequence》哲学で、ある事柄を原因または理由として、...
き‐けつ【起結】
1 始めと終わり。 2 詩歌、特に漢詩文の起句と結句。
き‐しょう‐てん‐けつ【起承転結】
1 漢詩、特に絶句の構成法。第1句の起句で詩意を言い起こし、第2句の承句でそれを受け、第3句の転句で素材を転じて発展させ、第4句の結句で全体を結ぶ。起承転合。 2 物事の順序や、組み立て。
ぎょう‐けつ【凝結】
[名](スル) 1 「凝縮(ぎょうしゅく)2」に同じ。 2 コロイド溶液に電解質を加えると、コロイド粒子が大きくなって沈殿する現象。凝固。凝析。 3 感情や考えがこりかたまること。「私の思いは、...
けしょう‐もとゆい【化粧元結】
「入れ元結」に同じ。
けち【結】
1 賭弓(のりゆみ)で勝負を決めること。また、その試合。「右の大殿の弓の—に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・花宴〉 2 囲碁の終盤戦で、まだ決まらない目を詰めること。また、その目。駄目。闕...
けち【血/結】
〈血〉⇒けつ 〈結〉⇒けつ
けつ【結】
1 むすび。終わり。 2 漢詩で末の句。結句。「起承転—」 3 《迷いの世界にしばりつける心の働きであるところから》仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。
けつ【結】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]むすぶ ゆう ゆわえる [学習漢字]4年 1 ひもなどでむすぶ。むすびつける。「結髪/直結・連結」 2 組み立てる。構造物・組織体を造る。「結構・結社・結成・...
こう‐けつ【硬結】
[名](スル) 1 かたくなること。かたくとざすこと。「我心のこれが為に—すべきか」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 柔らかい組織が病的に硬くなった状態。炎症や鬱血(うっけつ)が長期に及んで結合組織が増...