がらみ【絡み/搦み】
[接尾] 1 年齢や値段を表す数詞に付いて、だいたいその見当、その前後であるという意を表す。「五十—の男」「千円—の品」 2 名詞に付いて、そのものをくるめて、それと一緒に、の意を表す。「袋—売...
じょろう‐ぐも【女郎蜘蛛】
1 コガネグモ科のクモ。体長は雌が25ミリ、雄が7ミリくらい。雌は腹部には黄色や青黒色の縞があり、側面後方に紅色の斑点をもつ。雄は黄褐色で地味。樹間などに大きな三重の網を張る。本州以南に分布。 ...
たたり【絡垜】
糸のもつれを防ぐ道具。方形の台に柱を立てて綛糸(かせいと)をかけるもの。「娘子(をとめ)らが績麻(うみを)の—打ち麻(そ)掛け」〈万・二九九〇〉
まと・う【纏う/絡う】
[動ワ五(ハ四)] 1 身につける。着る。「ドレスを身に—・う」「ぼろを—・う」 2 からまる。巻きつく。また、からみつかせる。「矢の孔(あな)刀の疵(きず)ある白骨、収むる人もなければ、苔に—...
らく【絡】
[常用漢字] [音]ラク(呉)(漢) [訓]からむ からまる からめる 1 糸をからめる。「籠絡(ろうらく)」 2 つながる。つなぐ。「絡繹(らくえき)/短絡・脈絡・連絡」 3 漢方で、たての脈...
らく‐えき【絡繹/駱駅】
[ト・タル][文][形動タリ]人馬の往来などの、絶え間なく続くさま。「事務所の前を来たり往ったりする人数は—として絶えなかったが」〈有島・或る女〉
らくし‐じょう【絡糸嬢】
《糸をつむぐ娘の意》クツワムシまたはコオロギの別名。