え‐ぎぬ【絵衣】
近世、采女(うねめ)の着用した装束の一。表は椿の花に雲を配した彩色の白練り絹、裏は萌葱(もえぎ)色の無地の生絹(すずし)を用いた。うねめぎぬ。
え‐ぐみ【絵組(み)】
1 絵を組み合わせること。また、その絵。 2 図案。 3 書籍などに絵を組み入れること。また、その絵。
え‐グラフ【絵グラフ】
物の数や量を絵で表したグラフ。人口を人間の絵の大きさで表すなど。
え‐こうらい【絵高麗】
《「えごうらい」とも》白泥土で化粧がけした素地の上に、鉄砂釉(てっしゃゆう)の文様が描かれた陶器。江戸時代には李朝(りちょう)時代の朝鮮産をさしたが、近年は中国の磁州窯のものもいう。
え‐ことば【絵詞】
1 絵巻物で、絵を説明するために書き添えた文章。絵巻物の詞書(ことばがき)。絵解き言葉。 2 詞書のついている絵巻物。
え‐コンテ【絵コンテ】
映画・テレビドラマの制作に際し、各カットの画面構成を絵で示し、映像の流れをたどれるようにしたもの。→コンテ
え‐ごうし【絵合子】
表面に絵模様のある、ふたつきの椀(わん)。
え‐ごころ【絵心】
1 絵をかく心得や趣味。また、絵を理解する能力。「—がある」 2 絵をかきたい気持ち。「—が動く」
え‐ごよみ【絵暦】
1 暦日を説明するために干支(えと)・暦神などの絵を加えた暦。絵入り暦。 2 文字を用いず絵と記号だけで暦日・歳事などを表した暦。
え‐さがし【絵探し】
絵の中に、ちょっと見ただけではわからないように他のものの形を描き込んであるのを探し出す遊び。また、その絵。