ウェルトムヌス【Vertumnus】
アルチンボルドの絵画。板に油彩。縦68センチ、横56センチ。神聖ローマ皇帝ルドルフ2世を古代ローマの豊穣の神ウェルトムヌスに見立てて描いた寄せ絵の一種。トウモロコシやサクランボなど、さまざまな野...
ウォビチ【Łowicz】
ポーランド中央部の町。ワルシャワの西約80キロメートルに位置する。切り絵をはじめ、伝統工芸が盛ん。聖体節に刺繍柄の伝統衣装を着て練り歩くパレードが有名。
ウォール‐ペインティング【wall painting】
ビルなどの外壁にスプレーやペンキなどを用いて描かれた絵。
うき‐え【浮(き)絵】
江戸時代、西洋画の透視図法を取り入れた遠近感のある絵。実景が浮き出るように見えるのでいう。初め、のぞきからくりの眼鏡絵に用いられ、芝居小屋内部を描いた浮世絵などにも応用された。遠視画。
うき‐ぼり【浮(き)彫(り)】
1 平面に絵・模様・文字などを浮き上がるように彫ること。また、その彫刻。高浮き彫り・薄浮き彫りなどがある。浮き上げ彫り。うけぼり。レリーフ。 2 あるものがはっきりと見えるようになること。「問題...
うきよ‐え【浮世絵】
江戸時代の風俗、特に遊里・遊女・役者などを描いた絵。江戸の庶民層を基盤に隆盛した。肉筆画と木版画があり、特に版画は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)に始まり、鈴木春信らによる多色刷りの錦絵(にしきえ)...
うけ‐え【有卦絵】
有卦に入った人が飾ったり、また贈られたりした縁起絵。福に通じる「ふ」の字のついた、藤・筆・瓠(ふくべ)などを描く。江戸末期に流行。
うさぎのめ【兎の眼】
灰谷健次郎による児童文学作品。昭和49年(1974)刊行。挿絵は長谷川知子。小学1年生のクラス担任となった、新卒の若い女性教師の成長を描く。NHKの番組、少年ドラマシリーズでドラマ化されたほか、...
うす‐うきぼり【薄浮(き)彫(り)】
浮き彫りの一。絵・模様・文字などを浅く浮き上がらせたもの。薄肉彫り。浅浮き彫り。⇔高浮き彫り。
うす‐ざいしき【薄彩色】
墨絵の上に薄く彩色したもの。