オーベロン【(ドイツ)Oberon】
「オベロン」に同じ。
ウィーラントの叙事詩。1780年発表。著者の代表作で、ゲーテが絶賛したことでも知られる。
かぜはかせ【風博士】
坂口安吾の短編小説。昭和6年(1931)、雑誌「青い馬」に発表。牧野信一が絶賛したことで知られる。
げっちょうせき【月長石】
《原題The Moonstone》コリンズによる推理小説。1868年刊。T=S=エリオットが「最初にして最長、最良の現代英国探偵小説」と絶賛した。
さん【賛〔贊〕】
[音]サン(呉)(漢) [訓]ほめる たたえる たすける [学習漢字]5年 1 わきから力を添えてたすける。同意する。「賛意・賛成・賛同・賛否/協賛・翼賛」 2 ほめたたえる。「賛歌・賛辞・賛嘆...
ぜつ【絶】
[音]ゼツ(呉) [訓]たえる たやす たつ [学習漢字]5年 1 途中でたち切る。連続しているものや関係が切れる。「絶交・絶食・絶望・絶命・絶滅/気絶・義絶・根絶・断絶・中絶・途絶・廃絶・悶絶...
ちどり【千鳥】
狂言。太郎冠者が、千鳥を捕らえるまねや津島祭の話などをして酒屋の亭主の目をごまかし、酒樽(さかだる)を取って逃げる。
鈴木三重吉の処女小説。明治39年(1906)「ホトトギス」誌に発表した短...
てんのゆうがお【天の夕顔】
中河与一の小説。昭和13年(1938)、「日本評論」誌に発表。日本のロマン主義文学の代表作として海外での評価も高く、カミュが絶賛したことでも知られる。
はなのノートルダム【花のノートルダム】
《原題、(フランス)Notre-Dame-des-Fleurs》ジュネによる小説。女装の男娼を主人公とする詩的散文小説。服役中の1944年に書かれ、秘密出版。これをコクトーが絶賛し、サルトルらと...
パニック
開高健の小説。昭和32年(1957)「新日本文学」誌に発表。異常繁殖したネズミの駆除をめぐるSF的な純文学作品で、平野謙から絶賛された。
ほめ‐ちぎ・る【褒めちぎる】
[動ラ五(四)]これ以上はほめようがないというまでに、ほめる。絶賛する。「口をきわめて—・る」