ぜつえん‐テープ【絶縁テープ】
ゴムやビニールなどでできた、電気絶縁用の粘着テープ。導線の接合部分に巻いたり、電気器具にはりつけたりして用いる。
ぜつえん‐はかい【絶縁破壊】
絶縁体に加わる電圧を上昇させた時、ある電圧で急激に電流が流れる現象。また、この電圧を絶縁破壊電圧という。
ぜつえん‐ゆ【絶縁油】
油入りの変圧器・ケーブル・コンデンサーなどに電気絶縁料材として用いる、精製された鉱物性の油。
ぜつ‐がい【絶崖】
きりたったようにそびえたつ岸。きりぎし。がけ。
ぜつ‐がく【絶学】
1 学問をやめること。また、すたれて絶えた学問。〈日葡〉 2 学問をこえた境地。「たとひ一知半解(はんげ)なくとも、無為の—なり」〈正法眼蔵・行持上〉
ぜつ‐ぎ【絶技】
絶妙の演技や技術。
ぜつ‐げん【絶弦/絶絃】
《中国で、琴の名人伯牙(はくが)が、自分の琴をよく理解していた鍾子期(しょうしき)が死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じ...
ぜつ‐ご【絶後】
1 今後再び起こるためしのないこと。「空前—の大事件」 2 息の絶えたあと。「—に再びよみがえる」
ぜつ‐じゅ【絶入】
《「せつじゅ」とも》息が絶えること。また、気絶すること。ぜつにゅう。「かれが嗔(いか)って向かふ時は大の男も—す」〈平家・五〉
ぜつ‐じん【絶塵】
1 俗世間から離れること。絶俗。 2 《「荘子」田子方の故事から》ちりもたたないほど、速く走ること。転じて、徳行・人格がずばぬけてすぐれていること。