アマランス【amaranth】
1 ヒユ科ヒユ属の植物の総称。特にそのうちのハゲイトウをさす。アマランサス。 2 酸性アゾ染料で、酸溶液に溶けて紫色または淡紅色になるもの。羊毛・絹の染色、食料品の着色などに使用。
あみ‐いと【網糸】
網用の糸。亜麻(あま)・麻・木綿・絹・棕櫚(しゅろ)などの糸。今日では多く化学繊維を使用。
あや【文/綾】
1 物の表面に現れたさまざまな形や模様。特に、線が斜めに交わった模様。 2 特に苦心した、文中の言い回し。含みのある表現や微妙なニュアンス。「言葉の—」 3 表面的には見えないが、たどると見えて...
あや‐ぎぬ【綾絹】
綾織りの絹。あやけん。
あらうみ‐の‐そうじ【荒海の障子】
清涼殿の東の広庇(ひろびさし)の北にあった絹張りの衝立(ついたて)障子。表には荒海のほとりに立つ手長・足長の怪人図、裏には宇治の網代(あじろ)で氷魚(ひお)をとる図が描かれている。
あら‐らか【粗らか】
[形動][文][ナリ] 1 大ざっぱなさま。こまやかでないさま。「青総の髪—に、紅玉の膚(はだえ)色消え」〈樗牛・滝口入道〉 2 粗雑・粗末なさま。「ただ—なる東絹(あづまぎぬ)どもを」〈源・東屋〉
ありま‐ふで【有馬筆】
有馬特産の筆。5色の絹糸で軸を巻き、内部に人形を仕込んである。有馬の人形筆。
アルカリ‐セルロース【alkali cellulose】
セルロースを水酸化ナトリウム水溶液などのアルカリで処理したもの。ビスコース法による人造絹糸製造の中間体。アルカリ繊維素。
あれ【阿礼】
《動詞「あ(生)る」の連用形からか》賀茂の祭のときの幣帛(へいはく)。榊(さかき)に種々の綾絹(あやぎぬ)や鈴などをつけたもの。
アンゴラ‐うさぎ【アンゴラ兎】
飼いウサギの一品種。小形で、白い絹状の長毛をもつ。アンゴラ地方の原産といわれ、フランスなどで改良されたもの。